子育ては「絶対に失敗してはならないプロジェクト」?
読んだ瞬間に「ハハハ」と笑ってしまいました
作家の橘玲氏のサイトに載っていた言葉です
「禁・無断転載」とありましたので抜粋はしませんが
周りにそういう子育てをしている親がいるようなら
読んだら面白いと思います
親とはたいへん愚かなもので
子供が自分の育てたいように育つと
つい勘違いしてしまいがちです
そうではない親もいるでしょうが
私はなぜか勝手にそう思いこんでいました
いま思うとなぜそんな確信があったのか
不思議でなりません
結果全く違った子供になりました
本を読まない
美術館が嫌い
国語が嫌い
小さい頃に読み聞かせはしっかりしたし
文字通り本を持って「読みなさーい!」と
「おらー!」と追いかけた時代もあります
私の予定通り育っていたら
クローゼットを開けた瞬間に洋服が
雪崩れ落ちてくることもなかったでしょうし
バスルームが濡れたタオルで足の踏み場もない
という事態も避けられたでしょう
何より異臭の漂うお弁当箱が
スクールバッグからスクールホリデーが
終わる頃になって出てくるという恐るべき
事件も起こらなかったと思います
さて私の「失敗したプロジェクト」は先週一週間
サーフレスキュー資格取得のコースに通っていました
今朝オレンジ帽の戴帽式があり
晴れてサーフレスキュー隊員です
「この間まで逆の立場だったのになぁ」と思いながら
海で小さい子をヘルプする姿を眺めていたら
異臭を振りまく緑のタッパーですら
許せるような気になったのですから
この「プロジェクト」まだまだ目が離せません