ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

映画「ドクター・ストレンジ」DOCTOR STRANGE 🌟🌟🌟⭐️

 

このトレーラー見て映画館に足を運ばない人がいるなんて

信じられないです!

マーベルとベネディクト・カンバーバッチ

赤マントがここまで似合うなんて誰が想像したでしょう

 

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カンバーバッチ主演マーベル映画『ドクター・ストレンジ』特報

 

 

 

今度のカンバーバッチはドクターですよ

ドクターの手術服がこれまたコワイくらい似合っていて

うっとりしながら見ていたら

なんだか話が複雑過ぎてついていけなくなりました…

 

事故で手術が出来なくなった最高の腕を持つ神経外科医

最新医学でも治せない損傷した両指を取り戻すために

藁をも掴む思いで彼が訪れた場所はカトマンズ

 

アシュラムのような場所で修行を始めるカンバーバッチ(イミテーション・ゲーム

出会ったグルはなんとティルダ・スウィントングランド・ブダペスト・ホテル

そして修行僧の一人にキウェテル・イジョフォー(キンキー・ブーツ)

 

一癖も二癖もある個性派俳優ばかりで嬉しくなるのですが

いかんせんグルの教えが難しい…

指を治すための脳の信号と細胞プログラミングの

グルのお話はまるでカルトサイエンス

 

丸い火の輪っか版「どこでもドア」や

ハウルの動く城」のドアみたいなのも現れて

場所の移動や時間軸の移動

それに宇宙や異次元にも行ったり来たり

 

グルの話は精神論ぽいし今時のフリースピリットと

サイエンスをミックスしたようなストーリーは

それでも俳優たちが生き生きと演じていたら

コミックならではのファンタジーとして十分楽しめたと思うけど

どうも惜しい…みんな恥ずかしがらずに演じてる?

と思わず聞きたくなってしまうような

弾け切れない感をどの俳優からも感じてしまったのは

私だけでしょうか…

 

クリス・ヘムズワースが最初からマイティ・ソーだったように

ロバート・ダウニー・Jr以外のトニー・スタークが想像できないように

次回はカンバーバッチにしか出来ないドクター・ストレンジを

ぜひ期待したいところです

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「メッセージ」ARRIVAL 🌟🌟🌟

 

ムービークラブの友人と心待ちにしていた一本

エイミー・アダムズ今年は面白そうな映画ばかり出ています

先週から始まったトム・フォード監督の

「Nocturnal Animals」でも主役ぽいですが

そちらはは今週末のお一人様ナイトにとって置きましょう

 

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映画『メッセージ』予告編

 

 

 今回は邦題そのままメッセージです

このメッセージがエイリアンからのものなのか

私たちの頭の中にもともと存在するものなのか

そんなことを考えながら見始めたのは

最初に時間軸についての気になるセリフが

主人公の言語学者の口から漏れるからです

 

地球上の12カ所にいきなり現れた謎の浮遊物体

彼らの目的はいったいなんなのか

言語学者のルイーズ(エイミー・アダムズ)が

彼女の頭の中に現れる映像とともに

数学者イアン(ジェレミー・レナー)の助けを借り

エイリアンの言葉の謎を解いていきます

 

全編通して疑問を抱かせ続けるエイリアンの存在が

そして彼らの発する耳障りな「音」が

時には恐怖を抱かせ そして時には眠くさせるので

もしかしたらこの音の中にメッセージが…と

いらない深読みまでしましたが

ラストは予想外にハリウッド的でした

 

タイムパラドックスという言葉が出かかりましたが

そういうことを言うのは野暮なのでしょう

映像と音に引き込まれた二時間でしたが

インターステラー」や「ゼロ・グラビティ」と違い

肝心のメッセージがストンと心に落ちなかったのは

期待が大きかっただけに少々残念でした

 

ただし原作を読んだらきっと違う見方もできそうな

映画に描かれていない部分が大きいようにも感じた一本です

 

とはいえこのメッセージを届けたい人が一人いましたよ

ドナルド・トランプです

あ ネタバレになっちゃったかしら…

 

 

 

 

男の子脳と女の子脳のはなし(クラブチャンプ1)

 

ブログを始めて今日で3ヶ月です

幸いなことに休まず今日までアップすることが出来ました

これからも毎日がんばって…と言いたいところですが

ここからは年末になるので少しゆっくりいきますね

 

 

今日はライフセービングクラブ内での試合でした

クラブ内の試合は全種目なので大仕事です

私がジャッジを担当したのは1〜2キロランです

アンダー11から13まではビーチを1キロ

最年長のアンダー14は2キロです

 

試合慣れした子供達には説明も簡単ですが

アンダー11(10〜11歳)あたりだと

今回が初めての試合という子供も大勢います

 

そこで子供達相手に声を張り上げるのですが

1キロランといってもビーチの砂の上を走るので

慣れている子供達はスタートしてすぐに

波打ち際の固い砂の方へ走っていきます

 

スタート地点もターンフラッグも海から離れた側なので

これだと一度右に走っていって戻って来る分

だいたい80メートルくらい余計に走ることになります

それでも1キロですからフカフカの砂の上を

走って行くよりも楽なのでしょう

 

さて子供達に説明する時点ではそこまで細かく言いませんが

波打ち際の方に走っていっても構わないということは伝えます

アンダー11にこれを伝えたとき

一人のお父さんがやってきて子供達にこう言いました

 

「いいかい こういうことだ

四角い場所をまっすぐ進んで帰ってきたときの距離と

右に一度行って戻ってまた右に行ってと

そういう風にジグザクして帰ってきたときと

どっちが早いか分かるよね?」

 

男の子達は「まっすぐー!」と声を張り上げています

こういう親ってどこにでもいるなぁと思いながらも

黙っていたら 数人の女の子が私のところに来て

小さな声でこう聞いてきました

 

「どうして波打ち際の方に走って行ってもいいって言ったの?」

 

私も小さな声でこう教えてあげました

 

「波打ち際の砂は固いでしょ?だから長距離は走りやすいのよ」

 

「わかった サンキュー!」

 

ヨーイどん!で

脇目も振らずまっすぐ走っていく男の子達を尻目に

波打ち際にタッタッと走っていく女の子達を見ていたら

なんだか可愛くておかしくて笑えてきました

 

そりゃ図形を出されてこっちが早いと説明されたら

10歳の男の子はそっちに行ってしまいますよ

だけど女の子は図形には惑わされずきちんと

人の話を聞いているのです

 

子供の男脳と女脳の違いですね

どちらもそれに合ったシチュエーションというのが

あるのでしょうが

今回は女の子脳に軍配が上がったようです

 

 

 

 

こちらはティーンエイジャー脳

女の子脳といえどもう話なんて全然聞いちゃくれませんよ…

 

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本『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層』

 

橘玲氏の小説が好きです

金融小説なんて全く興味なかったのが

氏の「永遠の旅行者」と「マネーロンダリング」を拝読以来

金融小説も悪くないと思うようになりました

 

だからウッカリ者の私は書評をよく読みもせず

1620円もするのに聞いたこともないこの作家の本を

Kindleでダウンロードしてしまったのです

読み始めてすぐに週刊誌の記事を読んでいるような違和感を感じ

Amazonサイトに戻ってよく見たら…

 

「バンカーが実名で明かす本格ノンフィクション!」

 

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違う私が読みたいのはノンフィクションなんかじゃなくて小説

ハイヒールをカツカツさせる正体のわからない美人や

黒の高級皮ジャンに身を包んだ凄腕バンカーが出てくる話

いわゆるキャラがしっかり立った登場人物による

でも仕事内容だけはリアルで最新情報満載の

人間臭いお金隠しの話が読みたかったのよ…

 

 

そんな訳でいつもなら2、3日もあれば

読み終わるはずのページ数が

睡魔と戦いつつ読んでいたおかげで

2週間以上かかってしまいました

 

さてこんなふうに書くと面白くなかったみたいですが

別に興味深くなかった訳ではないのです

 

シンガポールでの節税対策や

5年以上日本の非居住者になることによる相続税対策のこと

実際にシンガポールでそうやって暮らしている人たちの状況

2016年現在の国税局のあり方

そして2017年からの海外資産に於ける新ルール等

まるで指南書のように綴られているので

 

5億以上のお金を持っていて

5年以上先に相続を控えていて

日本以外の国に暮らしても税金払いたくないと思っていて

でも悪いプライベートバンカーに騙されちゃったらどうしよう

そんなことを考えている人が読んだら

おお なるほどと膝を打つ内容かもしれません

 

 

以上のどれにも当て嵌らない私の場合

無駄に知識を蓄えましたが

この手の話は海外に住んでいると高確率でトピックとして上がるので

とりあえず1620円分くらいは語り尽くそうかと思います

 

 

それでもそんな夢のような話と

一笑に伏すのならばこちらをぜひ

持つものも持たざるものも楽しめること請け合いですよ

 

Amazon.co.jp: 橘玲: Kindleストア

 

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シチューの翌朝10分で夕飯を作る話

 

月末から日本に行く予定なので

それまでは忙しない日々が続きそうです

 

シチューをたくさん作って連打で出したところ

三日続けて同じものを食べたくないと言う

逆リクエストが前回入ったので

今回はちょっと趣向を変えてみました

 

ちなみにシチューのまま三日出すわけではなく

二日目はカレー粉を入れてカレーにしたり

それを三日目にはカレーうどんにしたりするんですけどね

バレてたのかな…

 

 

さて今回はシチューが少ししか残っていなかったので

ポテトの上の乗っけることにしました

朝10分あれば全部出来ます

今回は違う種類のポテトを3種類使いました

日本でだったらメークインや北あかりとかがいいと思います

 

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まず耐熱容器にポテトをスライサーで薄くスライスしていきます

その上に塩コショウ あればガーリックソルトやパウダーなども

そして牛乳をひたひたに注ぎます

(しつこいのが好きならば生クリームもいいですね)

これをじゃがいも3個分繰り返します

 

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一番上にシチューの残りを満遍なくかけたら

 

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その上にチーズをたっぷりかけます

今回はジャールスバーグにペコリーノそれにミモレットを混ぜました

種類の違うチーズを使うと味に深みが出て本格的っぽくなりますが

なければ一種類のチーズでも大丈夫

他にモッツァレラとパルミジャーノも相性がいいです

とろけるチーズやスライスチーズだってOKですよ

 

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全部出来たらあれば蓋かラップをして冷蔵庫へ

お夕飯の1時間前に冷蔵庫から出してラップを取って

200度のオーブンで45〜60分焼きます

焼き色を見ながら焦げそうなら途中でアルミ箔をのせて

時間がないときはラップしたまま8分くらいチンして

その後20分くらいオーブンでも大丈夫だと思います

 

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朝「後は焼くだけだからよろしくね」と言い残し

帰ってきたらこんな前菜サイズを残しておいてくれました

次回はじゃがいも6個で作りましょう…

 

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映画「KEEPING UP WITH THE JONESES」🌟🌟

 

そういえば…

先週こんな映画をムービークラブの友人と見たのを

うっかり忘れていましたよ

 

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Keeping Up With the Joneses | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX

 

 

日本公開はおそらくないでしょう

一体なぜこれを選んだかというと

ハングオーバー」のザック・ガリフィアナキス

出ていたからだと思います

ハングオーバー」好きの友人の(私も嫌いではないですが)

鶴の一声でこれに決まりました

 

典型的なミドルクラスの住むストリートに越してきた

完璧すぎる美男美女を隣に住む普通の夫婦が

好奇心と羨ましさから監視し始めたところ

実は彼らの正体は…

 

何をしている夫婦なんだろう…と思う暇もなく

正体が割れてゆきます

その後はお粗末なジョークの連打です

笑打率は2割弱

私としたことが8割以上笑えませんでした

 

この映画の中で唯一見どころをあげるとすれば

ワンダー・ウーマンのガル・ガドットの下着姿くらいでしょうか

グランド・イリュージョンアイラ・フィッシャー

下着姿も出てきますが

これが見どころになるかどうかは意見の別れるところでしょう

 

 

アメリカの民度は昨日問われて結果が出ましたが

それにふさわしい一本だったと思います

 残念な結果でした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「カフェ・ソサエティ」Cafe Society 🌟🌟🌟🌟

 

昨日見逃したウディ・アレンの新作見てきましたよ

明日から少し忙しくなりますからね

これだけは見とかないとね

 

 

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Café Society Official Trailer #1 (2016) - Kristen Stewart, Jesse Eisenberg Movie HD

 

 

今回のキャスティングもとても魅力的でした

ハリウッドで成功している叔父を頼って

ニューヨークからやってくる甥にジェシー・アイゼンバーグ

その成功している叔父がスティーヴ・カレル

そしてその叔父の会社で働く秘書役にクリステン・スチュワート

彼女を巡って恋の鞘当てが起こるのですが…

 

他にも先日紹介した「ロスト・バケーション」の

ブレイク・ライヴリーなんかも最後の方で出てきます

リップカールの水着姿も爽やかできれいでしたが

彼女はこういう1930年代のドレスが似合いますね

 

ウディ・アレン映画のいいなぁと思うところの

一つが女性のキャスティングです

絶対に女性に好かれないタイプは出てきません

というより女性が好感の持てるタイプばかりです

古くはダイアン・キートンベット・ミドラー

最近ではスカーレット・ヨハンソンケイト・ブランシェット

レイチェル・マクアダムズにエマ・ストーン

女性が見たいと望む女優ばかりだと思いませんか

 

 

ごめんなさい 脇にそれましたね

さて映画の方ですが取り立てて事件は起こりません

1930年代のハリウッドやニューヨークの

セレブリティとその周りの人間の日常を

切り取っただけのユルい一本です

けれどもジャズをバックにしたこのユルさがいいのです

 

人生を一歩離れたところで冷静に見つつも

悲喜こもごもの小さな人間模様を見落とさず

「まあ それでも人生捨てたもんじゃない」と思わせる

そんなウディ映画だからついつい次も見てしまうのでしょう

 

 

「life is a comedy,  written by a sadistic comedy writer」

 

映画の中のセリフです

「人生なんて喜劇だよ、サディストの喜劇作家に書かれたね」

 

この喜劇のラストがどう終わるのか

気になるところで映画は終わってしまいました…

あとはご想像にお任せってところでしょうか