ニュージーランド紀行ーワイトモで泊まった「ホーンテッドマンション」で出た話
今回は母娘二人のバジェット旅行
宿は掃除さえ行き届いていれば
文句は言いません
幸いなことにどこの宿も大変きれいで
親切なところばかりでした
中でも私が特に気に入ったのは
ワイトモの「ホーンテッドマンション」
山の上に威風堂々とそびえ立つ
「ワイトモ・ケイブ・ホテル」がそれです
どうですか ちょっと雰囲気あるでしょう
Waitomo Caves Hotel - Otorohanga - New Zealand
1990年までニュージー政府が所有していたと言う
このホテル 実は出るんですよ✋
というのは 創業年を調べようと
たった今検索したばかりのサイトに書いてありました
やっぱり〜〜〜〜!!
というのが私の正直な感想です
なぜかというとですね
プチソラが宿に降り立った瞬間から
「ここやだ」と言い
さらに一晩過ごした後には
「大きな音がしてぜんぜん眠れなかった
同じ部屋に人がいてずっとイビキかいてるみたいだった」
と文句を垂れたのです
「ホーンテッドマンションみたいだねぇ」なんて
その時点ではふざけて話していたのですが
このサイトを読む限り見た人もいるようです
サイトによると創業は1909年
その後大々的なリノベーションが1930年にあった後
外観はほぼ現在と変わっていないと書いてあります
多分中もほとんど変わっていないのでは?
と思えるほどボロボロのホテルです
天井には染みが見えますね
エレベーターなんてありませんから
重いスーツケースを担いで二階まで上がります
不思議なドアノブです
表からは鍵が掛かりますが
内側には後付けされたと思しきキーチェーンのみ
昔は中からは開けられないようになっていたのでしょうか
想像が膨らみすぎて困ります
そして部屋の中はこんな感じ
ツインルームはベッドが左右に別れ
それぞれ壁に沿って置いてあります
ところどころ壁紙が剥がれたバスルームは
とてもドアを閉めて入る気分にはなれません
しかーし ここまで言い募って置いてなんですが
にも拘らずこの宿を推す理由があるのです
まず掃除が驚くほど行き届いています
水回りなどピッカピッカで大変気持ちがいい
誤ってベッドの脇に携帯を落としてしまったのですが
ベッドをずらして拾ったときも
埃っぽさを微塵も感じさせませんでした
カーテンもきれいだし
シーツやベッドカバーに至っても清潔でふかふかです
おまけにベッドの寝心地が抜群なのです
さらに暖房器具が揃いまくっています
備え付けヒーターなどもちろんありませんが
壁には四角い電気ヒーターが取り付けられ
小さなファンヒーターも置いてあり
おまけに電気毛布まで備えられてありました
お部屋は暖かくて清潔で
お風呂はきれいでお湯が勢い良く出て
おまけにベッドの寝心地が良くて気持ちいい!
「清貧」という言葉が思わず頭をかすめました
このホテルはお金をかけられてはいませんが
大事に守られてきたのでしょう
プチソラのゴーストは隣の部屋に泊まった
おじさんのイビキだったのかもしれないし
私がよく眠れたのは部屋を気に入った私に
ゴーストが呼応したからなのかもしれません
実際のところは神のみぞ知るですが
ワイトモケイブまで足を伸ばすなら
こんなホテルに泊まってみるのも一興かもしれませんよ
それにしても星二つって気の毒すぎでしょう…