クリスマススピリット
世の中誰しも「この人ちょっと苦手」という人がいますよね
私もいました
昨日まで…
そんな「ちょいニガ」な人が今日
「もしかして そんなに悪くないこの人?」
にアップデートされたんですよ!
なんででしょうね
実はそういうこと たま〜にあります
「いい人だと思ったのに…よよよ」
なんてパターンは比較的少なく どちらかというと
「付き合いにくいと思っていたのに…意外といい人だこの人!」
なんてことの方が多いです
で今日の今日まで私は人を見る目がない…と思っていました
でも気がついたんですよ
私の人を見る目がないんじゃなくて
自分が変わった時に相手も変わったんだってことに
こんな歳になるまでそんなことにも気づかないなんて
我ながら愚かな話ですね
英語には「クリスマススピリット」という言葉があります
直訳は「クリスマス精神」ですが
要は一年で一番うきうきと心踊るシーズンに
自分だけではなく周りも一緒に幸せになりましょう
というスピリットです
教会に寄付をしたりボランティアに精を出したりするのも
「クリスマススピリット」ならば
嫌いな誰かに優しい言葉をかけることが出来たり
許せないと思っていたあの人を許せてしまったりするのも
「クリスマススピリット」
「自分が笑えば相手も笑う」という単純な図式が
思いの外簡単に手に入ってしまったのも
きっと「クリスマススピリット」のおかげなのでしょう
一年で一番忙しいこの季節
あれもしなくちゃこれもまだだと焦っていたら
娘プチソラがまさかの発熱
連日の高熱が一週間以上続き
普段人並みはずれて元気なだけに
心配で眠れぬ夜を過ごしましたが
ようやく熱も下がり落ち着きました
これもクリスマスの神様の「ゆっくり休みなさい」
ってメッセージなのかもしれません
それなのに夜中にブログ綴ってる場合じゃありませんね
明日もクリスマススピリットが十分発揮できるよう
今夜はもう寝ましょう
では おやすみなさい
これは昨日焼いた「カボチャのパイ」です
レシピを載っけようと思って写真を撮りましたが
一口食べたら甘すぎるし柔らかすぎる…
後日レシピ改良してリベンジします!
お父さんだって頑張るよ
週末サンシャインコーストへ行ってきました
車で2時間半くらい北上したところにある有名なリゾート地です
白い砂のきれいなビーチがずっと続いていますが
今回の目的は実はビーチではありません
クーラムビーチから10分ほど内陸に入ったところにある
「OZ SKI RESORT」という人工レイクで行われる
水上スキーの試合のためにやってきました
ハイウエイを降りて「こんなとこでいいの?」
と心配になりつつ工場地帯の中を車を走らせていたら
おお ありましたよ これこれ
…って違う違うここじゃない
これはこれでものすごく楽しそうだけど
今日は水上スキーの試合なんですよ
こんなところで遊んでいる場合じゃありません
「あっちで遊びたいなぁ…」
って気持ちは分かるけど今日は棟梁の番ですよ
我慢してくださいね
なんて言ってたら同じレイクで試合が始まりました
人工レイクと言ってもかなり大きいです
何にもない工場地帯にいきなり出現する巨大レイクですが
周りは緑と山に囲まれてなかなかいい雰囲気です
試合は3種目
スラロームとトリックとジャンプです
運営がしっかりしているようで進行もスムーズで気持ちがいいです
水上スキーの試合はディヴィジョンで分かれているので
同じディヴィジョンの場合は大人も子供も一緒に滑ります
そして子供たちがまた上手いのです
ビョンビョン跳んでいる子供たちを見ていると
浅田真央ちゃんが大人になってから跳べなくなったのも
仕方がないなぁという気持ちになりました…
私たちが今回泊まったのはクーラムビーチというところ
サンシャインコーストはプチソラの試合でたまに来ますが
クーラムビーチに泊まったのは初めてです
ビーチ前のストリートには洒落た雑貨や洋服を扱う
セレクトショップなどもあったりして
週末旅行には悪くないと思いました
近くには有名なEumundiマーケットなどもあるので
ゴールドコーストに長居できるようなら
ここまで足を延ばすのも楽しいかもしれませんね
グアム紀行(後編)−結婚式と食事と買い物
グアム紀行で引っ張ろうと思いましたが
年末なので全編と後編で終わりにしますね
というか実は海以外は特に語ることがない…
というのが正直なところです
おっと 結婚式は別ですよ
お式は海に面して建っているハイアットのチャペルでした
海外に住んでいるので当然といえば当然なのですが
今まで出た結婚式はほぼ海外ウエディング
それでも今まで出た中で一番素敵なお式でした
チャペルのドアを開けた瞬間目の前に広がる真っ青な海と空
なにこれ…こんな天国みたいなチャペルあるのね
「叔母さん感動で涙ぐむ」の巻です
しかもみんなでお揃いのアロハ…
こんなことする日が来るなんて
人生何が起こるかわからない
チャペルのあったハイアットホテルはタモン湾の真ん中でしたが
この写真の湾右側にも海に突き出たチャペルが見えますね
ここは日航ホテルかな?
ここのチャペルも綺麗でしょうね
ちなみにこのチャペルから左にずっと黒くなっているあたりが
シュノーケルポイントです
このチャペルの手前下あたりにある洞窟まで行きましたが
その辺りはそんなに魚がいない上に
けっこう潮の流れも速いのであまりお勧めできません
それよりもっと手前のブイの浮いている下に
綺麗な魚がたくさん泳いでいましたよ
さて食事ですがいろいろ行きました
ただし毎食10~15人以上の大人数ですから
贅沢は言っていられません
入れるところならどこでもです
写真はありませんが行った場所をいくつかあげておきますね
感想は…どこも一緒です
普通に美味しいけれど特筆すべき点はなし
強いて言えばアウトレットの韓国料理がコスパが良くて美味しかったかな
客室乗務員さんの言った「うーん…食事ですか」は
こういう意味でしたね
ちなみにお買い物はこんな感じです
今回は買い物意欲に燃えたガールズがたくさんいたので
一通り廻りましたが…
最後のKマートは別に行かなくてもいいかも
- JPスーパーストア
- グアムプレミアアウトレット
- DFS
- マイクロネシアモール
- Kマート
感想はグアムはショッピングには向かない…かな
セール時期なら別かもしれませんが
客室乗務員さんの「うーん…買い物ですか」
の謎も解けました
とはいえグアムきっとまた来ると思います
買い物や食事はハワイには到底及ばないのでしょうが
この海とのんびりした半田舎な雰囲気になんとなく惹かれました
今度はレンタカーでも借りて島内回ってみたいですね
あまり役に立ちそうにないグアム紀行におつき合い頂き
ありがとうございました
グアム紀行(前編)-ひたすら潜る日々
グアムへ行ってきました
甥っ子の結婚式です
3泊4日のうれしはずかし初グアムですよ
アメリカ領だからって勝手に時差があると思い込んでいましたが
実はオーストラリアからだと時差なしです
日本からだって一時間こっきり
成田からANAとは名ばかりのノースウエスト機材に乗って
なかなか興味深い味わいの機内食を食べたらもう着いちゃいました
その間なんと3時間…近いのね
前の席に座っていた日本人の機内乗務員さんに
「グアム初めてなんですけど何したらいいでしょうね?」って聞いたら
「うーん…そうですねぇ…」と熟考されてしまったので
あまり期待しないままタクシー乗ってホテルに着いたら
あれれ 海が綺麗じゃない〜!
早速潜りましたよ
こんなふうに言うとダイバーみたいですけど
たんなるペーパーオープンウォーターのスノーケラーです
日本から持参した新品スノーケルギアセットを持っていざ海へ
これは翌日の朝の写真です
朝9時頃のホテル前ビーチは貸切状態
グアムどうして今までこなかったんだろう…
翌日はホテル前のタモン湾沿いの道をバスで15分くらい走った
イパオビーチ公園へやってきました
透明度の高い水の中にはきれいな魚がウヨウヨいて
素人スノーケラーの天国みたいなところでしたよ
ここなら小さな子供連れでも十分遊べると思いますが
周りにお店などがないので(行ってから発覚しました…)
水や食べ物はしっかり持参したほうがいいでしょうね
地元の人たちはバーベキューしていましたよ
ここもイパオビーチ
足の着くところでスノーケル出来ちゃうってすごいですよね
ドリーはいませんがネモ(クマノミ)はいましたよ
珍しいところではタツノオトシゴなんかもいました
そして最終日は再びホテル前のビーチ
ビーチ前にはパラソル付きのビーチチェアーが並んでいるので
泳いでは寝て潜っては寝て読んでは寝ての極楽状態
グアム天国です
ホテルビーチ横には色々アクティビティがあり
こんな上野公園にあるみたいな足漕ぎボートも借りられます
他にもスノーケルギアやカヌーにブギーボード
今人気のスタンドアップバドルボードなんかもありましたよ
他所のサイトでお借りした地図で見るとこんな感じです
私たちが泊まったのは3番にあるウエスティンホテルで
イパオビーチがあるのが21番のヒルトンホテルのお隣ですね
タモン湾沿いにホテルもお店もずらっと並んでいるので
3泊4日くらいだったらここだけで十分遊べると思いました
さてハイライトが先になりましたがこのあと
機内乗務員さん熟考の理由が明らかになります
のんびりアップしていくのでもう少しお付き合いくださいね
観劇「歌舞伎座十二月大歌舞伎第一部」あらしのよるに
え また歌舞伎?と言わずに聞いてください
だってもう泣けて泣けて…
「これは絶対に観るべき舞台でやんす!!」
松竹さんのHPからお借りした写真です
獅童さんのお顔が怖いけれど口を開いたら…あれ?
ガブ かわいいでやんすよ〜!
「ずっと ずっと いっしょでやんす...」
そう そんな「やんす」言葉を遣う狼のガブが
嵐の夜に出会ったメイという一匹のヤギ
真っ暗な納屋で互いの顔が見えず
狼とヤギだというのを知らずに翌日また会う約束をする二匹
すっかり晴れた空の下で再び出会った二匹はお互いの顔を見て驚くのですが…
原作はきむらゆういち氏の絵本です
私は上のポスターのアニメ映画しか見たことがありませんでしたが
映画のガブも獅童さんが声を担当していたというのは今回初めて知りました
追うものと追われるもの 許されない二匹の友情を描いた作品は
ある意味「ロミオとジュリエット」ぽいですが
そういう意図があるにせよないにせよ
やはりLGBT擁護と重なります
今回の舞台も友情というよりは愛情
オスメス関係なしに「ずっといっしょでやんす」の
二人の純粋な愛情が舞台にふわ〜っと広がって
ブリブリと可愛言葉を使い飛び跳ねる松也さん演じるメイも
少年のようにやんちゃでストレートすぎる愛情表現を繰り出す
獅童さん演じるガブも
わざとらし過ぎるしいくらいわざとらしいのに
どうして全くすんなり心に飛び込んできて
しかもこれがしっかり上等な歌舞伎になっている
気が付けばすっかり獅童ワールドにはまっていて
ガブとメイ 許されない二人の破天荒な逃亡劇を
手に汗握る思いで応援していました
舞台から降りてきて客席を草原に見立てて歩いたり
途中で「わたし疲れたわ…」なんて言いながら
メイがお客さんの膝の上に座っちゃったり
新作歌舞伎らしい笑える演出も随所に見られて
今回は13歳のプチソラと母も一緒でしたが
親子三代で観に行っても全員が楽しめる
大変魅力的な舞台だったと思います
今回は初日だったのですが 舞台終了後
後ろに座っていたご年配の男性がボソッと一言
「獅童熱演だったな…」
確かに!お父さん私もその意見に賛成です
歌舞伎にスタンディングオベーションがないのが
本当に残念に思えた初日でした
*チケットのサイト追加しときますね
第一部は玉三郎さんの第三部に比べるとまだ取りやすいようですよ
観劇「歌舞伎座十二月大歌舞伎第三部」二人椀久、京鹿子娘道成寺
ご無沙汰しています
日本に行って先日帰ってきました
2週間の旅でしたが結婚式がありグアムにも寄ったので
グアム紀行もいずれアップしたいと思いますが
興奮冷めやらぬうちにまずこちらを紹介させてください
今回は第一部に第三部と二回歌舞伎座に足を運びましたが
どちらも心揺さぶられる素晴らしい舞台でした
今日紹介する第三部は二幕ともに所作事と呼ばれる
舞踊中心の作品です
いわゆる踊り中心の劇ですね
昔は(今もですが)舞踊を観劇中
うっかり船を漕ぎそうになることが多かったですが
今回はさすがの玉三郎さん
圧倒的な存在感と神々しいばかりの美しさに
目を瞑るのも惜しいくらいでしたよ
一幕目の「二人椀久」も美しかったですが
二幕目の「京鹿子娘5人道成寺」にはもうただただ感動
日本人に生まれて良かったと思うのはまさに
こういう舞台を観たときです
先にも触れましたがどちらかというと
「知らざあ言って聞かせやしょう」
なんてセリフに代表される世話物が好きなので
舞踊はつい敬遠しがちですが 今回ばかりは
張り切って一等席を手に入れた甲斐がありました
個人的には七之助さんのファンですが
玉三郎姐さん(そうお兄さんではなくまさに姐御と呼ぶのが相応しい)
が中堅二人と若手二人をガツンと引っ張って
踊る様はもう迫力があるのなんの
ラストに娘5人鐘の上で見栄を切るところなんて
鳥肌の立つような格好よさで感激しきり
ああ歌舞伎というのは綿々と芸を継承してゆく
日本の文化だとつくづく感じ入りました
日本昔話にも出てくる安珍清姫のお話が下敷きになった舞台は
日本人には馴染みがいいと思いますが
お寺のお坊さんたちのリズミカルな台詞回しや
5人の役者さんたちそれぞれの目の覚めるような
華やかな着物まで歌舞伎を観たことのない人でも
十分に楽しめる舞台だと思います
公演は12月26日までなので
年の瀬を少し華やかに過ごしたいと思ったら
ぜひ歌舞伎座に足を運んでみてください
そうそう言い忘れました
今舞台では役者さんが手ぬぐいを投げてくれます
歌舞伎ではたまにあるのですがキャッチ下手な私は
今まで手に入れた試しがなく周囲が上手にキャッチするのを
ただただ恨めしい思いで眺めるばかりでしたが
今回なんと初キャッチ!
嬉しくてブログでプチ自慢しました
ご寛恕ください(笑)
美味しすぎたばっかりに…
帰国前の冷蔵庫整理が続いています
今朝は果物の番です
ずいぶん前に一山いくらで買ってきた洋梨ですが
食べてみたら渋くてそれ以来誰からも手を付けられず
冷蔵庫の中で放置状態でした
たくさんあるのにもったいない
これを使って洋梨のコンポートを作りましたよ
洋梨のコンポート
- 小さめの洋梨 5個
- 水 300CC
- ラム酒 100CC
- ブラウンシュガー100G
- レモンスライス 3枚くらい
お客様用ではないのでそのまま芯をくり抜き機でくり抜きます
くり抜き機がなければ普通に4つに切って芯を取ってもいいです
その場合は煮る時間は半分でいいかもしれませんね
後は材料を全部入れて弱火で45分〜50分くらい煮るだけです
本当は白ワインと上白糖なのでしょうが
両方なかったのでラム酒とブラウンシュガーで作ったら大当たりでした
冷めたら冷蔵庫で冷やして一晩置きたいところでしたが
仕事から帰ってきたらこんなことに…
一口食べたら確かに一個になっちゃうのは仕方がない
と思える味のコンポートが出来上がっていました
お歳暮とかで頂くどこぞの高級フルーツショップの
ラ・フランスのコンポートなど足元にも及ばない上品な味がしますよ
ぜひ作ってみてください