ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

映画「PASSENGERS」パッセンジャー ????

 

昔は壊れたテレビを叩いて直すお父さんがよくいましたが

どうしても思い通りにならないものを叩いたらどうにかなると思うのは

人間の遺伝子に伝えられた性なのでしょうか?

 

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映画 『パッセンジャー』 予告

 

 

また宇宙モノには甘いという声が聞こえてきそうですが…

ティーンエイジャー引き連れて見に行ってきました

 

あくまでお付き合いのつもりだったのに

とんでもなく感動してしまったのは 子供たちではなく

愛だの恋だのにすっかり縁遠くなってしまった

アラフォーのOBAちゃんだったのですよ✋

 

「YOU DIE I DIE !!」「あなたが死んだら私も死ぬわ〜!」

 

こんなクサいセリフに泣きそうになっちゃうなんて

感動スイッチ予想外にハードル低くて一体どうしたことでしょう

とはいえ 個人的にはとてもよく出来た脚本だと思ったのも事実です

批評家が聞いたらきっとナニ言っちゃってるの?なのでしょうが

だって本当に面白いんですよこれ

 

ところどころ挟まれるクリス・プラットの独り言みたいなつぶやきと

彼のシンプルで でも思わずホロっとくる行動は

どんな状況に置かれてもユーモアを忘れない人間が

一番強いということを思い出させてくれるし

そんな淡々と前向きで素朴なプラットに対し

強さと人間臭さをがっつり表現しきったローレンスも

魅力的なイケイケキャラがベストマッチな感じで

しかもこんなに恋してるローレンスは初めて見たような気がします

 

ブラッドリーよりもリアムよりもクリス・プラット…?

この熱演っぷりは彼女の好みによるところが大きいの?

勝手な想像ですが…

 

そしてストーリーはとってもシンプル

よその惑星に移住するために乗り込んだスペースシップに不具合が起き

本当だったら何年も冬眠するはずが惑星に着く前に起きてしまいます

 

ネタバレ回避でちょっと端折って

起きた二人とサイボーグバーテンダーの会話が面白いです

最先端の人工知能を搭載していると思われるサイボーグはとってもお利口で

なかなか粋なバートークを披露するのですが

そこはやっぱりサイボーグ

『あ、そのセリフはまずいんじゃないの〜!』って

思った瞬間にやっぱりやってしまいます

 

プログラミングの妙を思わず考えさせられる

便利で不便な未来の社会

「ロボットは人を超えられない」

昭和生まれお気に入りのセリフが思わず口をついて出そうになります

そんな未来の矛盾がそこかしこに出てくるのは

映画だからといえばそれまででしょうが

なさそうでありそうな未来図にはワクワクが抑えきれません

 

だからありえないラストに「それなら最初から…」なツッコミも

こういう映画には野暮というものでしょう

とにかく心を空っぽにして

もしこんな未来があったら

こんなシチェーションでこんな出会いがあったらと

ただひたすらそんなことを想像しながら見てみたら

きっと「本当に大事なもの」が現れてくる

そんなココロオドル一本だったと思います

 

日本公開は3月24日だそうです

カップルで見に行くのはもちろんですが

おひとり様で心をクレンジングするのもアリかと思いますよ