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ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

シルク・ド・ソレイユに於ける出初式と褌の話

 

シルクの公演で「フンドシ」を拝める日がやって来るなんて…

人生長生きしてみるものですね

 

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遅くなりました

明けましておめでとうございます

先ほどブリスベンの公演から帰ってきました

今夜観に行ってきたのは「江戸火消しの出初式での梯子乗り」

…ではなくシルク・ド・ソレイユの公演「KOOZA」です

 

この写真はだから間違いです

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だけどあの演目は絶対ここから着想を得ているに違いない!

と思った演目が一つあったのですよ

実際は梯子ではなく椅子を何段も積み上げていたのですが

その積み上げた椅子の上でまさにこの上の絵にあるような

パフォーマンスを褌一丁に脚総刺青(西洋タトュー?)の

アジア系お兄さんが黙々とこなしていたのです

 

「これって出初式?」ってツッコミたかったのは

会場中おそらく私一人だけだったと思いますが

これが日本公演だったらおそらく諸先輩方と

同じ気持ちを共有できたでしょう

 

それくらい衝撃的且つ印象的なパフォーマンスでした

さてこんなふうに言っちゃうとまるで

褌姿だけ見に行ったみたいですが

実際の公演はそれはそれで素晴らしかったです

 

一体人というのはどこまで人間離れした技を

繰り出すことが出来るのか

なんとなく観たことのある演目だと舐めてかかれば

とんでもなくアップデートされた綱渡りだったり

車輪の中で人が回る人間ハムスター?と笑っていたら

いきなりトンデモなく危険な行為を始めたり

思わず息を呑むようなパフォーマンスが次から次へと

繰り広げられ気がつけばあっという間の3時間

 

今時のサーカスってこんなにエクストリーム色が

強くなっていたのだと改めて感心しきりでした

 

公演終了後「いや〜面白かったね〜このサーカス!」

って何かが違う…ただのサーカスじゃないよ

「これ シルク・ド・ソレイユだよ…」

 

そう 唯一残念だったのは

あの不思議な本の中に彷徨い込んでしまったような

ミステリアスで幻想的なシルク独特の雰囲気が

今回はとても薄かったことです

 

ホリデーシーズンで子供にも楽しめるという

配慮だったのかもしれないけれど

これだったらクオリティの高いサーカスを観るのと

そんなに変わらないのかもしれない?

ともフト思いました…

 

でもね このクーザマンが一人で本当にたった一人で

「シルク・ド・ソレイユ」色を最初から最後まで

全身で表現していて それが筆舌に尽くしがたいほど

素晴らしかったのですよ

だから彼に免じて今回は許します

次回は彼をあと五人くらい増やしてくれたらもう言うことないです

 

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 ブリスベン空港近くのスカイゲートで1月8日まで公演しています

さすが世界のトップレベルと目を見張るようなパフォーマーばかりなので

ご興味のある方は是非

 

www.cirquedusoleil.com