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ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

観劇「歌舞伎座十二月大歌舞伎第一部」あらしのよるに

 

え また歌舞伎?と言わずに聞いてください

だってもう泣けて泣けて…

 

「これは絶対に観るべき舞台でやんす!!」

 

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松竹さんのHPからお借りした写真です

獅童さんのお顔が怖いけれど口を開いたら…あれ?

ガブ かわいいでやんすよ〜!

 

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「ずっと ずっと いっしょでやんす...」

 

そう そんな「やんす」言葉を遣う狼のガブが

嵐の夜に出会ったメイという一匹のヤギ

真っ暗な納屋で互いの顔が見えず

狼とヤギだというのを知らずに翌日また会う約束をする二匹

すっかり晴れた空の下で再び出会った二匹はお互いの顔を見て驚くのですが…

 

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原作はきむらゆういち氏の絵本です

私は上のポスターのアニメ映画しか見たことがありませんでしたが

映画のガブも獅童さんが声を担当していたというのは今回初めて知りました

追うものと追われるもの 許されない二匹の友情を描いた作品は

ある意味「ロミオとジュリエット」ぽいですが

そういう意図があるにせよないにせよ

やはりLGBT擁護と重なります

 

 

今回の舞台も友情というよりは愛情

オスメス関係なしに「ずっといっしょでやんす」の

二人の純粋な愛情が舞台にふわ〜っと広がって

ブリブリと可愛言葉を使い飛び跳ねる松也さん演じるメイも

少年のようにやんちゃでストレートすぎる愛情表現を繰り出す

獅童さん演じるガブも

わざとらし過ぎるしいくらいわざとらしいのに

どうして全くすんなり心に飛び込んできて

しかもこれがしっかり上等な歌舞伎になっている

 

気が付けばすっかり獅童ワールドにはまっていて

ガブとメイ 許されない二人の破天荒な逃亡劇を

手に汗握る思いで応援していました

 

舞台から降りてきて客席を草原に見立てて歩いたり

途中で「わたし疲れたわ…」なんて言いながら

メイがお客さんの膝の上に座っちゃったり

新作歌舞伎らしい笑える演出も随所に見られて

今回は13歳のプチソラと母も一緒でしたが

親子三代で観に行っても全員が楽しめる

大変魅力的な舞台だったと思います

 

今回は初日だったのですが 舞台終了後

後ろに座っていたご年配の男性がボソッと一言

獅童熱演だったな…」

 

確かに!お父さん私もその意見に賛成です

歌舞伎にスタンディングオベーションがないのが

本当に残念に思えた初日でした

 

 

*チケットのサイト追加しときますね

第一部は玉三郎さんの第三部に比べるとまだ取りやすいようですよ

 

【チケットWeb松竹】