ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

DVD「南極料理人」????

 

ずっと見たかった一本です

邦画はあまり見ないのですが いつも拝見させて頂いている

映画ブロガーさんの紹介があまりに魅力的だったので

なんとか入手してきました

 

 


南極料理人 (プレビュー)

 

 

ペンギンもアザラシも寒すぎて住めない

南極でも僻地のふじ基地というところで

8人の男性がおくる1年以上の集団生活を

描いたお話です

 

 

最初からすごく面白いのだろうと期待して見始めましたよ…

掴まれたのはまずピーナッツの箸置きのシーン

そしてドクターの「ピーナッツの使い方が上手い」のセリフ

その時点でもうこの脚本とても好きだなぁ思いました

 

そしてね部屋が狭いんですよ

南極隊員たちの部屋ってあんなに狭いのかしら?

まるで独房みたいな感じです

途中からは太陽も出なくなって終日暗い毎日が続きます

 

狭い中で1年以上同じ顔を見続けて暮らして

しかも自由に外に出られないって宇宙飛行士みたいですね

宇宙飛行士はそれに対する訓練を受けて来ていますが

この基地の彼らはそんな訓練なしで来ているみたいです

 

野球をしたり麻雀したりそれぞれ娯楽を見出すのですが

単調な日々が過ぎていく中で一人づつ

軽く精神を病んでいきます

 

この病み方がね それぞれ個性的でおかしいのですよ

個人的には高良健吾さんが雪上で叫ぶところと

オペレーターに話しかける(申し込む)くだりが

愚かな若さに溢れてて最高に切なくって

でも茶の間で見ているこちらは大笑いした

大好きなシーンです

 

最後まで自分を保ち続けていられる一人は

仕事が好きでたまらない雪氷学者の元さん(生瀬勝久

「ここが電車で来れたらいいのに」

このセリフが彼の唯一の弱音に聞こえました

 

ラストの空港でのシーンでは

ちょっとしたオチまで用意してありましたが

最後の最後まで「えーっ!」て笑わせてくれる

精神的に参らなかったもう一人の大きなオチも

そのあと意外な形でやってきます

 

 

お腹抱えて笑って 切なくって泣いて

見終わったあとにとてもいい気分になれる

そして「頑張っているお父さんたちありがとう」

そんな気持ちにもなれるとても後味のいい良作でした

 

 

だけど…

男性ってやっぱりいくつになってもバカだというのを

教えてくれる一本でもありましたよ