ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

「ばかやろー」と言いたい

 

先日バスキン・ロビンスに行きました

日本ではきっとサーティワンの方が通りがいいでしょう

あのアイスクリーム屋さんです

 

我が家はここをよく利用します

バースデーケーキを買ったり

学校帰りにごほうびで寄ったりします

 

ただ最近家の近くの店のオーナーが変わりました

残念なことにニューオーナーは締り屋さんです

アイスの大きさが日に日に小さくなっていきます

 

それでも近いですからね

今日はオーナーがいないといいなと思いながら

通っていました

 

ところが先日バースデーのバウチャーを持参したところ

(ネット会員だとバースデーバウチャーが届きます)

使えないと言われました

 

「だめだめ こんなの使われたらうちは商売上がったりだよ」

 

翻訳するとこんな感じでしょうか

明らかに移民と分かるオジさんはバウチャーを使わせてくれません

 

え オジさん それはいかんでしょ

個人経営じゃなくてフランチャイズなんだから

本社が送ってきたバウチャーは使わせてくれないと

 

そう言っても聞く耳を持ちません

最後は「帰った帰った」です

いーかげん私も不愉快な気持ちになり

「じゃあ いいです 本社と話します」と言って帰って来ました

 

たかがアイス されどアイスです

食べ物の恨みはコワイのですよ

 

本題です

簡潔に言うと本社の対応も似たり寄ったりでした

電話はすぐに来ましたが仕事中で受けられなかったので

メールが届きました

 

メールには

「こういうことが起こってしまったことを残念に思う」

とありました

いわゆる「遺憾の意」です

 

「別に残念に思ってもらわなくても結構ですが

ふつうは謝罪が先にあるべきなのではないですか」

と書いておくったところ今度はこんなメールが…

 

「では その店のオーナーに直接あなたのところに

電話して謝ってもらうのでそれを待っていてください」

 

私の個人情報がこんな形で流出しようとは

ネットで会員登録した時点では予想もしませんでした

 

「それは私の個人情報なのでいいアイデアだとは思いません」

と書き送ったらそれきりです

 

ウンともスンとも言ってきません

さてどうしましょうね

 

実は半分くらいもうどうでもいいかなと思っています

移民のオジさんはきっとバスキン・ロビンス

たいして儲からないフランチャイズ制度の下で

日々不満を貯めていたのでしょう

 

フェイスブックに投稿も考えましたが

SNSに訴えるほどでもないと思えます

 

結果もうそのお店には行かないことにしました

それだけです

 

さて今回の一件 どこで一番腹が立ったかというと

事実関係をどちらからも確認することなく

(私が嘘を言ってるかもしれませんからね)

安易に「遺憾の意」を表明した本社です

 

体裁だけを調えた白々しく丁寧なメールの文章には

ひとかけらの誠意も感じられませんでしたよ

 

小説家の浅田次郎氏はマナーの悪い運転手に

窓を開けて「ばかやろー」と毒づくそうですが

いっそのこと 最初の時点で思い切り毒づいて

帰って来た方がスッキリしたのかも…

そんなことを思いました

 

 

*追記です

タイトル変更しました

あの時素直に自分の気持ちが言えていたら

こんな面倒で無意味なメールのやり取りしなくてすんだと思えば

いっそ昭和に戻って「ばかやろー」です

 

 

 

やっぱりこれくらいは盛って欲しいなぁ

 

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