本『黙阿弥』河竹登志夫
今日からまた泳ぎ始めました
最近会う人会う人皆大きくなっている気がして
南半球 今冬ですからね…
人の振り見て我が振り直せ
そろそろ夏もやってきます
午後のプールにはたいてい誰もいません
貸切状態で 管理費の払い甲斐もあろうというもの
ブログで宣言した以上 頑張って毎日泳ぎます
こっちは昨夜読み終わった本
『黙阿弥』というのは江戸時代から明治にかけた狂言作者です
今ふうに言うと 歌舞伎の脚本家兼演出家でしょうか
たいへん面白い一冊でした
安政 慶応 明治と
江戸が東京に変わってゆく時代の大きな流れの中で
流されず逆らわず新しいものも取り入れつつ
でも自分を失わず
そんな黙阿弥の生き方を読んでいたら
今の時代に通ずるものを感じました
デジタルメディアが入ってきてあっという間に市場を席巻し
今ではFacebookのページやInstagram のアカウントを
持たない人は私の周りにはほとんどいなくなりました
マクドナルドも回転寿司もマシン化されつつある今
ファーストフードから人がいなくなるのは時間の問題でしょう
価値観がどんどん変わってゆく世の中で
これからどうなってしまうのだろうと
不安に思わない人の方が少ないと思います
黙阿弥のように自分を見失わず流れにのっかっていけたら
存外 魅力的な未来が待っていそうな
そんな気がしてならないのですが
どうでしょう