観劇「HANS ZIMMER」コンサート
ハンス・ツィマーのコンサートにブリスベンエンターテイメントセンターまで
遠路はるばる行ってきましたよ!
え 知らない…?
オーストラリアでの知名度低くて驚きましたが
映画「トュルー・ロマンス」のとてつもない名曲を作曲した方です
他に例の誰でも知っている「パイレーツ・オブ・カリビアン」の
ジャジャジャンッの曲や「ライオン・キング」(上の写真)に
「バットマン・ダークナイト」や「マン・オブ・スティール」など
いわゆるハリウッドの超大作といえばこの人!というくらいの
作曲家兼音楽プロデューサーなのですが…
何しろ映画音楽とはいえバックミュージックが主ですから
実際「おおこの曲は!」と分かったのは上に挙げた辺りと
「シャーロック・ホームズ」くらいでしょうか?
プチソラは地味に「“マダカスカル”だよ」なんて当てていましたが
「インセプション」なんて言われたってこんな曲だったっけ?
てなもんでさっぱりピンとこなかったというのが正直なところ
とはいえ流石に一流のオーケストラを率いているだけあって
バイオリン奏者やツィマー本人のピアノは言うに及ばず
フルート奏者の演奏の美しさには思わず涙ぐむほどでした
さらに大きなキャンセルでも出たのか席のアップグレードがあり
周りはほぼ映画関係者かムービーギークという席に案内され
周りのささやき声からどの映画の曲か分かるという嬉しいオマケ付き
後ろでは「サインしてください」なんて声が聞こえてきて
ええっ誰誰誰!?なんて振り向いたものの
クリス・ヘムズワース似のその彼が何モノかはさっぱり分からずじまいでした
とにかく驚いたのはここはブリスベン?と思うほど
スマートなファッションに身を固めた男女が多かったことです
さらに警備が厳しかったのも目につきました
テロ対策なのでしょうが数年前に来た時とは段違いの警備でした
そしてこれは最近のコンサートの傾向なのでしょうか
カメラ、ビデオ、セルフィースティック等は持ち込み不可なのに
ケータイ等の規制はないのですね
そんなわけアンドロイドやアイフォンでビデオ撮影したり
写真を撮ったりしている人が多く見られました
ソーシャルメディアに挙げてもらいフリーアドバタイズ(無料広告)を
狙った方が合理的ということでしょうか
久しぶりの大きな会場でのコンサートは新しい発見が多く
改めて時代の移り変わりの早さを実感しただけでなく
第二部の最初に演奏された「you're so cool」が聴けただけでも
私にとって今回のコンサートはたいへん価値のあるものになりました
カリフォルニアとオーストラリアを皮切りに
今年はヨーロッパとアメリカ全土を廻るツアーのようです
洋画好きの方 ご興味があればぜひ
映画「Beauty and the Beast」美女と野獣 🌟🌟🌟🌟⭐️
ああ早くしないと終わっちゃうよぉ〜!と
友人にテキストしたら「私も見たかったのよぉ〜!」
あら…勇気は出してみるものですね
プチソラは最近この手のいわゆる“ハリウッド超大作”を
公開早々にお友達と見に行くので母はもうすっかり用済みなのです
そんなわけで見たいけどでも一人で行くにはちとツラい…
そう思って同じような環境に身を置く母友を誘って見たところ
(「え〜今更プリンセスムービーもねぇ」と返されることを予期しつつ)
驚くなかれ…アレヨアレヨと言う間に4人も集まってしまったじゃないですか
なるほど女子は死ぬまで女子なのね…プリンセスネバーダイね
そしてポップコーンやらアイスクリームやらを買い込み
見始めたところ…なにこれもしかして魔法?
そんなふうに感じてしまうくらいそこはウットリとする
夢の世界だったのです
まずオープニングの舞踏会のメイクシーンがアートのように美しく
さらにケビン・クライン演ずるお父さんの工房に無造作に置かれた
からくり人形やオルゴールの精巧な細工が素晴らしく
極め付けはエマ・ワトソン(ハリーポッター)演ずるベルの歌声と
演ずるガストンの美声!!
ここまでほんの20分くらいだったと思いますが
この最高に贅沢なお伽話に入り込むには十分すぎるほどの時間でした
今までもハリウッドが手がけた実写版のプリンセス映画はありましたが
ここまで原作に忠実(というかディズニー版に忠実ですね)に
作られた作品は類を見ないと思います
「美女と野獣」私の子供の頃はまだディズニー版はありませんでしたが
それでも子供に読み聞かせていた本がこんなに美しい形で
目と心以外に耳でも楽しめるようになるなんて
これはやっぱりディズニーの魔法に他ならずでしょうね
日本でもまだ公開中のようなので
ぜひ大画面で魔法にかかってきてください
新しいナイト・マーケットへ
イースター・ホリデー真っ最中に
ナイト・フード・マーケットへ行ってきましたよ
3時からオープンとのことだったので
ブリスベンからやってきた友人家族を誘って
夕方の4時頃出かけました
明るいうちからもう結構な人出です
こんな可愛いらしいフードトラックが所狭しと何台も置かれていて
否応無しに気分が盛り上がります
なんともレトロなトラックに惹かれてでしょうか
早速プチソラがアサイーボウルを注文していましたよ
これで$11は高いような気もしますが
食べきれないくらいの量が入っていたからよしとしましょう
こっちではトラックの荷台がカウンターになっていました
アルコールは見かけなかったような気がするけれど売っていたのかしら?
こちらはオーガニックのフードトラック
最近流行っているスイートポテトのチップスを注文
カリッと揚がったポテトはそこら辺りのカフェで食べるより
美味しかったですよ
マッシュルームとチーズの乗っかったコーンも美味しそうでした
そして極め付けはこのチュロス!
揚げたてに砂糖をたっぷりまぶした上にナテラソースまでかかっています
カロリー云々なんて器の小さいこと言わずにガッツリいっちゃってください
そして夜も更けた頃には人人人!!
帰る頃にはフードトラック前のストリートは
身動きもままならぬほどでした
駐車場も十分あり椅子やテーブルも置いてありましたが
7時以降に繰り出すようなら自分でピクニックマットや
椅子など持参したほうがいいかもしれませんね
バンドも入っているので夕方からのんびり夕日が落ちるのを
眺めるのも悪くないです
とここまで打ってさて来週はとググったら
なんとシーズンイベントだったみたいです
次回は当分お預けなのね…
ごめんなさい・・・
お詫びに他のナイト・マーケット情報を記しておきますね
https://www.facebook.com/goldcoastdesigncollective/
残しておきたい気持ちとフレンチトースト
ブログをアップしないでいると電話やアイパッドに入っている写真が
どうも勿体無いような気がしてきます
写真がデジタル化してからというもの なかなか以前の写真を
アルバムのように引っ張り出して見たりしないからでしょうね
その時感じた「おおっ!」や「ああ〜っ!」や「ハァ〜」を
ちょっと残しておきたいのでお付き合いください
こちらは先週末ゴールドコーストで行われたトライアスロンの写真です
世界中からアスリートが集う大会と聞いていましたが
思ったよりも人は出ていなかった気がしました
ライフセービングクラブもウォーターセーフティを派遣します
こういった大きな大会を手伝うことによってクラブにお金が入り
それが子供達のユニフォームやクラブの修繕などに使われるようです
プチソラがお手伝いしたのはこの写真にあるようなボードレスキューでした
後ろで泳いでいるのが選手です
その日はプロのトライアスリートの試合だったので
レスキューというよりは 選手の頭から脱げたキャップ拾いが
主なお仕事だったようですよ…
そしてビックリしたのはスポンサーの旗です
ここは選手が水から上がってくるランプですが
そこには「NTT」の文字がいくつも踊っているではないですか!
さらには「asics」の旗も至る所にありましたよ
聞いたら日本人の選手もかなり参加しているとのことで
トライアスロン流行っているとは聞いていましたが
日本企業もこんなにスポンサーしていたんですね〜ちょっと嬉しいなぁ
こちらの写真は先月プチソラが初めて参加した「AUSSES」
去年は州大会まででしたが14歳になる今年からはナショナルズにも参加できます
オーストラリア中からすごい選手がやってきて
これまでクイーンズランドの選手は強いと思っていたら
とんでもない井の中の蛙だということを思い知らされた1日でした
そしてパンも相変わらず焼いていますが
あんまり焼き過ぎたせいでしょうか
家族の食いが悪くなってきましたよ…😤
仕方ないので今朝は誰にも食べられずに冷蔵庫の中で硬くなっていた
フランス風パン(フランスパン用の小麦粉が買えないので柔らかいのです)
でフレンチトーストを焼きました
以前も書いたかもしれませんが
フレンチトーストはフライパンで軽く両面焼き目をつけて
そのままオーブンに8分くらい突っ込んでおくと
外はパリッに中はプリンのようにふっくらした
極上フレンチトーストになります
ちなみに卵液はケチってはなりません
たっぷり染み込ませてくださいね✋
映画「SING」シング 🌟🌟🌟🌟
「モアナ」と「シング」迷いましたが 両方すでに見ていたプチソラの
「断然こっちの方が面白い!」につられて見てきましたよ !
このトレーラーを見たときはそんなに期待していなかったのよ…
久しぶりにいい意味で期待を裏切られました
最近はなかなか面白いと思えるアニメーションに出会えなかったので
これはもしや子供が大きくなってしまったから
子供の成長に伴い私のアニメ離れも始まったのかも…?
なんて思っていたのですが どうやらただ単に好みの作品が
このところ少なかっただけみたいです
それだけにこの「シング」には大いに笑わせてもらいました
ストーリーも至極単純
亡くなった父の建てたシアターが経営危機に陥ったコアラのミスタームーン
一念発起して素人を起用したシングコンテストを開催することに
そんなミスタームーンを救ったのは…
マシュー・マコノヒー扮する主役のコアラといい
リース・ウィザースプーンのブタのお母さんといい
おまけにスカーレット・ヨハンソンのティーンエイジャーのハリネズミまで
歌唱力はもちろんのことよくぞここまで本人にバッチリと合った
キャラクターを作り上げたものだと感心しきりでした
しかもこのユニークな動物たちそれぞれどれを取っても
スピンオフが成り立ちそうなキャラの立ちぶりで
いちいちセリフが面白すぎる
笑いのセンスは人それぞれ異なりましょうが
全てを失ったコアラのミスター・ムーンが取ったあの行動に
笑えない人がいるなんて信じられない
コアラと羊だからこそできる彼らの友情の上でのみ成り立つ仕事
ここまで予測を裏切る笑いを私は知りません
ちなみに私が心の底から笑わせてもらったお気に入りは
もう一匹のぶたのニック・クロールです
誰よそれ?って感じで全く知らない俳優さんですが
車の中で彼の歌を聴いているだけで楽しい気持ちになり
しまいには一人で大笑いしてしまいます
それくらい印象に残る声の持ち主でした
そう映画館を出たらすぐに「シング」のサントラをダウンロードしたくなる
そんな素晴らしいステージが待っています
日本でも現在公開中らしいので たかが子供のアニメと侮らず
ぜひ映画館へ足を運んでミスター・ムーンのステージを楽しんでください
日頃の憂さも吹っ飛ぶこと請け合いです
映画「LOGAN」ローガン🌟🌟🌟🌟
オーストラリアはこのポスターでしたよ
これ見ただけじゃなんの映画かわかりませんよね
あ よく見ると爪が…
あらすじはこの動画を見て想像してください
だって 何も言えないのよ…
マーベルギークではないけれどX-MENシリーズは制覇しています
なぜかというとただただヒュー・ジャックマンが出ているからです
ここだけの話すごく面白いと思ったのは最初の1作だけですが
ついついヒュー・ジャックマンに惹かれて見続けてしまいました
それでも諦めずに見続けてよかった…ようやく報われた心持ちです
正直「LOGAN」と最初目にした時は「誰よそれ?」でした
だってウルヴァリンでしょう
他に名前あったの?
ワタシのマーベルメモリーよ 戻ってこい!
ダメだ 思い出せません…
しかも(いつもそうですが)いきなりどこにいるのか
何をしているのかもわからない設定で始まりました
物語が進むにつれてそこがメキシコだということも
チャールズが痴呆らしいということも分かってくるのですが
なんでそうなったのかそこまでの経緯がさっぱり分からない…
もしかしたら前作や全前作なんかでそこに至る前振りがあったり
もしくは「アベンジャーズ」のシリーズとかで密かに
「実はこの時こうだった」みたいなのがあったり
果ては次回のマーベルモノで謎解きされるのかもしれませんが
きっと覚えていられないでしょう
さて今回は今までのX-MENシリーズとは一線を画した
ヒューマンドラマな仕上がりになっていましたよ
特に私が心を動かされたのはチャールズの好々爺ぶりとその老いた姿でした
どうしたってスター・トレックを彷彿させてしまう冷静沈着が常のチャールズが
初めて見せた人間臭い顔は コミカルで優しくて思わず涙腺が緩みました
大好きなヒュー・ジャックマンが霞んでしまうくらい
今回はチャールズことパトリック・スチュアートから目が離せなかったです
子役のダフネ・キーンちゃんも大変魅力的でした
彼女の醸し出すユーモラスでクールな雰囲気は
きっと今後の作品で大いに生かされてゆくのでしょう
日本公開は6月だそうです
ちなみにこれ言ったらある意味ネタバレになってしまいそうですが
今回のマーベルは最後の最後の次作予告がありません
終わってからも映画館の椅子に座り続けた一部の観客に
お掃除のお兄さんが一言
「いつまで待っててももう次作予告はないよ」
その一言に泣きそうになったのは きっと私だけではないでしょう
遺伝子の意外な活躍とベジマイトロール
今日は友人のお見舞いに行ったので 帰りが遅くなると思い
娘にはトラムで帰って来るように言ってありました
途中ドクターが現れ早めにお見舞いを切り上げたので
娘をトラムの駅まで迎えに行きましたよ
トラムから降りて歩いて来る道の脇に車を寄せて
本を読みながら待っていたら
待てど暮らせどやってこない…
いい加減遅いなぁと思った頃に電話がなって
「ママどこにいるの?」
「トラムの駅の脇でプチソラの帰って来るの待ってるんだけど」
「もう家にいるよ…」
「何よ 自分の家の車が止まってるのに気がつかなかったの?」
「ていうか 娘が脇歩いてきたのに気がつかなかったの?」
うーん これってどっちもどっちっていうのかしらね?
ああ親子だなぁってしなくてもいい感心をした一日でした
そして昨日はいつものアップルスクロールだけじゃなくて
ベジマイトスクロールも焼いてみましたよ
アップルの代わりにベジマイトを塗って巻きます
最近は日本でも手に入るかもしれませんね
オーストラリア人のこよなく愛する不思議な味のスプレッド
味は形容するならお味噌に近いかなぁ…我が家ではプチソラしか食べません