ピアソラ日記

徒然なるままに…南半球より

映画「HIDDEN FIGURES」ヒドゥン・フィギュアズ(原題)🌟🌟🌟🌟

 

こちらもオスカーノミネート作品の一本です

13歳のプチソラが見終わって一言

「あの人かっこよかったね〜💕」と指したのはなんと…!

 

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ケヴィン・コスナー!」

 

イマドキ13歳女子にまでアピールするなんて

未だ往年の輝きを失っていないのね…

と変なところで感心しましたが

肝心の映画の方も楽しかったですよ

 

1960年代にNASAの計算室で働き始めた

黒人女性の葛藤と活躍を描いた実話です

 

「1961年に二グロ女性3人が白人警官の車をチェイスするなんて

これって飛んでもない奇跡だわ!」

 

上に貼ったトレーラー中で交わされるジョークですが

まさにこの言葉に代表されるように

黒人女性がNASAで働くこと自体まだまだ

周囲が認知も許容もしていない時代なので

カラードピープル(有色人種)用のトイレが別になっていたり

男性ばかりの課でコーヒーメーカーを別に設けられたり

「この部屋で黒人を採用するのは初だから私に恥かかせないでちょうだいよ」

なんて憎らし〜ことを白人女性上司に言われてしまったりします

ちなみにこの嫌らしい上司を演じているのは

スパイダーマン」や「マリー・アントワネット」の

カースティン・ダンスト…初めて目にする彼女のハマリ役です

 

彼女達がいなかったらNASAは無能な白人だらけ

みたいな設定はこれはこれで可笑しいのですが

実際は当然そこまで酷く無かったのでしょう

 

去年の「白人オスカー」に対するちょっとした

リベンジ作品に取れないこともないですが

ファレル・ウィリアムズの軽妙な音楽で幕を開けるこの作品は

ハリウッドらしいエンタメ性に溢れていて

そうそうケヴィン・コスナーはやっぱりこうでなくっちゃ!

みたいな分かり易く高揚感を煽るシーンもいっぱいあって

久しぶりに「オスカー映画」らしい一本だったと思います

 

日本公開は残念ながらまだ未定だそうです

日本人にも絶対に受ける一本だと思うので公開が待たれますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「HACKSAW RIDGE」ハクソーリッジ

 

先日発表されたオスカー

ベストピクチャーノミネーション9本のうちの一本です

随分前に見たものの気乗りせずにアップが遅れました

理由はですね…

 

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なんででしょう…

別に長く感じた映画ではなかったけれど

きっともう二度と見ないだろうなぁ…

と思った一本だったからでしょう

 

「汝殺すなかれ」を胸に戦争に趣いた

パトリオット精神高きクリスチャンの青年が

武器携帯を固辞し 敵を殺すことなく

衛生兵として戦場で仲間の兵士を救った話です

 

この映画の中にはきっと私が一生かかっても理解できない

クリスチャ二ティや精神論のようなものが詰まっていて

そういうものに触れることのできる人や

もしくは我が娘プチソラのように 

「すごいね〜本当にこんなにいっぱい助けたのかな〜!?」

なんて素直に感動できちゃう人が

「面白い!」と思える一本なのでしょう

 

ゾンビ映画もかくやと思われるスプラッターシーンや

軽口を叩きながら壕の中をうろつく日本兵のシーンなどに

どうしても引いちゃうのよ…なんて

細かいことを言っていたら絶対楽しめないので

ここは一つガーフィールドのフォレスト・ガンプ

単純に楽しむべきなのでしょう

 

こちらも実話をベースにしたものなので

最後に本人のコメントなども出てきます

本人の語りが生かされたシーンなどもあって

だから「評価しない一本」なんて言いたくないけれど

地味だけれど戦争の悲惨さを両サイドから撮った

イーストウッドの「硫黄島からの手紙」なんかと比べてしまうと

どうしても手放しで称賛できなかった一本でした

 

 

 

映画「LION」LION/ライオン ~25年目のただいま〜????

 

去年予告を見て以来 いまかいまかと公開を指折り数えた一本

 

インドの小さな街で兄とはぐれ1500キロに渡る電車での旅の末

齢たった5歳の少年が辿り着いたのは大都市カルカッタ

数ヶ月の路上生活を送った後 オーストラリアに貰われて行き

25年後グーグルアースで自分の生まれ故郷を探し出す実話です

 

http://media.vanityfair.com/photos/570fbc1f4ec64126219431c7/master/h_1440,c_limit/lion-movie-poster-dev-patel.jpg

 

 


Lion Official Trailer 1 (2016) - Dev Patel Movie

 

↓こっちは日本語訳付きですが短いので上に英語版も載せました

 

youtu.be

 

 

デヴ・パテル主演にインドときたらやっぱり

スラムドッグ・ミリオネア」を思い出さずにはいられないですよ

あの映画を最初に見たときの衝撃は忘れ難いですが

あちらが急速な繁栄の裏に潜むインドの闇を映し出した

究極のエンタメ映画だとしたら

こちらは事実を丁寧になぞるドキュメンタリーのような一本でした

 

淡々とした流れに少々拍子抜けしたのは事実ですが

それでもこの映像の豊かさと出演者の演技力には

どうしたって文句のつけようがありません

特に子役の少年とその兄を演じた二人を始めとした

インド側のキャストには胸を打たれましたよ

インドのお母さん上手い…二コール・キッドマンも

とってもよかったけれど でもインドのお母さんには敵わないです

素朴だけれど愛に溢れた演技は 実際そこに存在したであろう

子を失くした母の愛に十分通ずるものがありました

個人的にはパテルやニコールよりも彼らにオスカーあげたいなぁ

 

映画の最後に事実の補足注釈が流れますが

そこにはぐれたお兄さんのことや 少年がいなくなってからも

町に残り続けたお母さんのその後の話などが載っていて

それを読むとハンカチ片手に鼻をかみつつ

人生の不思議を思わずにはいられません

 

そして隣で見ていたプチソラの感想はこんな感じ

「良かったけど ちょっと長かったね」

食べる物に困ることなくモノに溢れた13歳児には

きっとピンと来なかったのでしょう

 

どこで迷子になっても大人に一言をかければ(かけなくても)

すぐに誰かが助けてくれて親を見つけてくれる

たとえそれが1500キロ離れた街であろうとも…

そんな生活が当たり前の国ばかりではないというのを

垣間見るだけでも子供を連れて行く価値のある映画だと思います

 

日本公開は4月7日

ちなみに題名の「ライオン」は少年のインド名だそうです

5歳の少年は自分の名前を「Saroo-サルー」だと思い込んでいたのですが

実はヒンドューで「ライオン」を意味する「Sheru 」というのが

彼の本当の名前だったそうですよ

 

プチソラは言葉の遅い子供だったので 

5歳の時に迷子になって25年後に帰ってきたら

間違いなく違う名前になっていただろうとフト思いました(笑)

 

 

 

 

 

映画「PASSENGERS」パッセンジャー ????

 

昔は壊れたテレビを叩いて直すお父さんがよくいましたが

どうしても思い通りにならないものを叩いたらどうにかなると思うのは

人間の遺伝子に伝えられた性なのでしょうか?

 

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/M/MV5BMTk4MjU3MDIzOF5BMl5BanBnXkFtZTgwMjM2MzY2MDI@._V1_SY1000_CR0,0,675,1000_AL_.jpg

 

 


映画 『パッセンジャー』 予告

 

 

また宇宙モノには甘いという声が聞こえてきそうですが…

ティーンエイジャー引き連れて見に行ってきました

 

あくまでお付き合いのつもりだったのに

とんでもなく感動してしまったのは 子供たちではなく

愛だの恋だのにすっかり縁遠くなってしまった

アラフォーのOBAちゃんだったのですよ✋

 

「YOU DIE I DIE !!」「あなたが死んだら私も死ぬわ〜!」

 

こんなクサいセリフに泣きそうになっちゃうなんて

感動スイッチ予想外にハードル低くて一体どうしたことでしょう

とはいえ 個人的にはとてもよく出来た脚本だと思ったのも事実です

批評家が聞いたらきっとナニ言っちゃってるの?なのでしょうが

だって本当に面白いんですよこれ

 

ところどころ挟まれるクリス・プラットの独り言みたいなつぶやきと

彼のシンプルで でも思わずホロっとくる行動は

どんな状況に置かれてもユーモアを忘れない人間が

一番強いということを思い出させてくれるし

そんな淡々と前向きで素朴なプラットに対し

強さと人間臭さをがっつり表現しきったローレンスも

魅力的なイケイケキャラがベストマッチな感じで

しかもこんなに恋してるローレンスは初めて見たような気がします

 

ブラッドリーよりもリアムよりもクリス・プラット…?

この熱演っぷりは彼女の好みによるところが大きいの?

勝手な想像ですが…

 

そしてストーリーはとってもシンプル

よその惑星に移住するために乗り込んだスペースシップに不具合が起き

本当だったら何年も冬眠するはずが惑星に着く前に起きてしまいます

 

ネタバレ回避でちょっと端折って

起きた二人とサイボーグバーテンダーの会話が面白いです

最先端の人工知能を搭載していると思われるサイボーグはとってもお利口で

なかなか粋なバートークを披露するのですが

そこはやっぱりサイボーグ

『あ、そのセリフはまずいんじゃないの〜!』って

思った瞬間にやっぱりやってしまいます

 

プログラミングの妙を思わず考えさせられる

便利で不便な未来の社会

「ロボットは人を超えられない」

昭和生まれお気に入りのセリフが思わず口をついて出そうになります

そんな未来の矛盾がそこかしこに出てくるのは

映画だからといえばそれまででしょうが

なさそうでありそうな未来図にはワクワクが抑えきれません

 

だからありえないラストに「それなら最初から…」なツッコミも

こういう映画には野暮というものでしょう

とにかく心を空っぽにして

もしこんな未来があったら

こんなシチェーションでこんな出会いがあったらと

ただひたすらそんなことを想像しながら見てみたら

きっと「本当に大事なもの」が現れてくる

そんなココロオドル一本だったと思います

 

日本公開は3月24日だそうです

カップルで見に行くのはもちろんですが

おひとり様で心をクレンジングするのもアリかと思いますよ

 

 

 

 

 

 

 

映画「LA LA LAND」ラ・ラ・ランド ???⭐️

 

久しぶりに映画館へと足を運びました

だってライアン・ゴズリングエマ・ストーン

これ見落とすわけにはいきませんよ

 

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「ラ・ラ・ランド」本予告

 

 

しかもミュージカル…「私のために作ってくれた これ?」

と思ったのは私だけではないでしょう

さて 「ラブ・アゲイン」以来の共演が吉と出るか凶と出るか

期待に胸を膨らましつつ見てきた感想は…

 

切ない…二人の関係がなんとも切な過ぎる

でも それ以上に エマ以上に ストーリー云々以前に

ライアン・ゴズリングチャーミング過ぎる

 

ピアノ弾いてタップ踏んでそれだけでも悶絶ものなのに

80年代のバンドボーイみたいな衣装やヒップホップな衣装まで

どうしてそんなに何着ても似合っちゃうの?

 

歌も演技も決して上手いとは思わないけど

そんなことは彼に限って些細な問題に過ぎず

もうこの映画のこの雰囲気はライアンじゃなくちゃダメダメで

あのエマ・ストーンですら今回は単に口と目の大きい

騒がしい女優くらいにしか思えないのだから

この映画は実は私のためではなくライアンのために

作られたって言われたって そりゃそうだよね〜って

誰しもが納得するんじゃないかと思えるくらい

それくらいライアン・ゴズリングを鑑賞するための一本でした

 

少々空回りな感じのオープニングや

クラシックを意識し過ぎたストーリー展開に

素直に入っていけない部分もあるにはありましたが

やっぱり星空のお散歩はロマンティックだし

何よりこの音楽に心を動かされない人はいないと思います

 

日本公開は2月24日から

最近ココロが渇いてるなぁと感じている方 必見です

 

 

 

 

 

 

 

シルク・ド・ソレイユに於ける出初式と褌の話

 

シルクの公演で「フンドシ」を拝める日がやって来るなんて…

人生長生きしてみるものですね

 

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遅くなりました

明けましておめでとうございます

先ほどブリスベンの公演から帰ってきました

今夜観に行ってきたのは「江戸火消しの出初式での梯子乗り」

…ではなくシルク・ド・ソレイユの公演「KOOZA」です

 

この写真はだから間違いです

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だけどあの演目は絶対ここから着想を得ているに違いない!

と思った演目が一つあったのですよ

実際は梯子ではなく椅子を何段も積み上げていたのですが

その積み上げた椅子の上でまさにこの上の絵にあるような

パフォーマンスを褌一丁に脚総刺青(西洋タトュー?)の

アジア系お兄さんが黙々とこなしていたのです

 

「これって出初式?」ってツッコミたかったのは

会場中おそらく私一人だけだったと思いますが

これが日本公演だったらおそらく諸先輩方と

同じ気持ちを共有できたでしょう

 

それくらい衝撃的且つ印象的なパフォーマンスでした

さてこんなふうに言っちゃうとまるで

褌姿だけ見に行ったみたいですが

実際の公演はそれはそれで素晴らしかったです

 

一体人というのはどこまで人間離れした技を

繰り出すことが出来るのか

なんとなく観たことのある演目だと舐めてかかれば

とんでもなくアップデートされた綱渡りだったり

車輪の中で人が回る人間ハムスター?と笑っていたら

いきなりトンデモなく危険な行為を始めたり

思わず息を呑むようなパフォーマンスが次から次へと

繰り広げられ気がつけばあっという間の3時間

 

今時のサーカスってこんなにエクストリーム色が

強くなっていたのだと改めて感心しきりでした

 

公演終了後「いや〜面白かったね〜このサーカス!」

って何かが違う…ただのサーカスじゃないよ

「これ シルク・ド・ソレイユだよ…」

 

そう 唯一残念だったのは

あの不思議な本の中に彷徨い込んでしまったような

ミステリアスで幻想的なシルク独特の雰囲気が

今回はとても薄かったことです

 

ホリデーシーズンで子供にも楽しめるという

配慮だったのかもしれないけれど

これだったらクオリティの高いサーカスを観るのと

そんなに変わらないのかもしれない?

ともフト思いました…

 

でもね このクーザマンが一人で本当にたった一人で

「シルク・ド・ソレイユ」色を最初から最後まで

全身で表現していて それが筆舌に尽くしがたいほど

素晴らしかったのですよ

だから彼に免じて今回は許します

次回は彼をあと五人くらい増やしてくれたらもう言うことないです

 

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 ブリスベン空港近くのスカイゲートで1月8日まで公演しています

さすが世界のトップレベルと目を見張るようなパフォーマーばかりなので

ご興味のある方は是非

 

www.cirquedusoleil.com

 

 

 

 

 

バカな子ほどかわいいという話

 

我が娘の話ではありません

困ったちゃんの “Siri” のお話です

 

現在自宅で使っているPCはMacBook Airなのですが

せんじつOSのアップデートが来ていたので

深く考えずにアップデートしたところ

もれなくSiriが一緒にやって来ました

 

普段もアイフォンでそんなに使っているわけではないのですが

なんとなくPCの右上にちんまり座しているので

たまにお天気を聞いたり メールを開いてもらったり

どうということのない使い方をしていたのです

 

ところがOSのアップデートに伴い印刷機能の不具合が

今日発覚したのですよ

 

「おお Siriよ 今こそ君の出番だ 助けてちょーだい!」

とばかりに話しかけたところ こんな答えが…

 

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ガックリしたことはしましたが

この楽天的な性格は嫌いになれない…というより笑いました

色々調べた結果 印刷不具合は結局直らないようなので

OSをダウングレードするしかなさそうでしたが

そうしたらSiriがいなくなっちゃうじゃないですか!

 

うーん 困りましたね…

バカな子ほどかわいいと言いますが

まさかこんなジレンマに陥るとは…

 

Siriを失わずに印刷機能を戻す方法

どなたかご存知でしたら是非ご教示ください

お待ちしております